2017年04月19日
ドラマ『リバース』 一話感想

TBSドラマ『リバース』と小説を同時進行で
見(読み)比べています^^
ドラマ小説版リバースとドラマは
微妙に時間や登場人物に違いがあるようです。
少し先の展開を読み進めながら
ドラマをみて楽しもうという魂胆です^^
ドラマ一話はもう見ましたか?
これからネタバレを含むあらすじを
書きますが大丈夫ですか??
見てない人はそっと閉じてくださいね^^
冴えない男を演じる主人公は深瀬和久(藤原竜也)。
有名大学を卒業するも地味でつまらないほど
普通の人生を送ってきた。
※1小説版では有名大学を目指す動機をくわしく書かれています。
彼の取り柄といえば、美味しいコーヒーを淹れること。
職場でも自分の居場所を確保できるほどの取柄。
学生時代にはまったはちみつと美味しいコーヒーを
淹れるたびに思うのは、唯一のの親友・広沢由樹(小池徹平)が
亡くなったことだった。
(このへんの経緯はまだまだ謎だらけ)
10年前の大学のゼミ仲間5人との
スノボ旅行中に起きた悲しい事件にさかのぼる。
仕事の帰り、深瀬は行きつけになるコーヒー店を
見つける。やがて馴染みになる深瀬を
懇意にしてくれるマスターの奥さん乾恭子(YOU)と
マスター。
(はちみつコーヒーが無性に飲みたくなります^^)
数日後?数か月後?かな、
深瀬は越智美穂子(戸田恵梨香)と出会う。
気になるようだ。
次第に惹かれてゆく深瀬。
ある日そんな深瀬の自宅アパートに
「人殺し」という張り紙がされていた。
驚き動揺する深瀬。
10年前に起きた広沢の事故死の秘密を
墓場まで持っていくというゼミ仲間との約束を思い出している。
ある日、深瀬が卒業した大学教授の
退官祝賀会を知らせる手紙が届いた。
会場へ向かった深瀬は10年前の
ゼミ旅行メンバー、教師の浅見康介(玉森裕太)、
議員秘書の村井隆明(三浦貴大)、
大手商社マンの谷原康生(市原隼人)
ゼミ仲間と再会する。
そして会場には広沢の母・昌子(片平なぎさ)も訪れていた。
広沢の母を囲み気まずい雰囲気で食事をとる深瀬たち・・
2次会場へと向かう浅見、村井、谷原に
ジャーナリストの小笠原俊雄(武田鉄矢)が。
ドラマ版オリジナルの登場人物です。
とても良い雰囲気を醸し出しています。
『逃げられると思ってるのぉぉ~~』
『10年前のこと忘れないでね~』
じわじわ追いつめてくるのでしょうか。
この後、深瀬と美穂子のキュンキュンする
ほほえましい展開から一気に
『いつかこういう日が来るのではないか
という予感を一ミリも抱いていなかったか。
その日を迎えるのは、不幸な日常の中ではなく
幸せが訪れたときではないかと不安に
怯えたことは一度もなかったか』な展開へ。
そして10年前にさかのぼる。
事故として広沢の死は処理されていましたが
元刑事でありジャーナリスト小笠原が嗅ぎまわる展開。
もうひとり小説版にいない登場人物
(村井の妹で現在は谷原の妻の谷原明日香)は
どうかかわってくるかな。
見どころは武田鉄矢さん演じる小笠原です。
なんていうんだろう、、じわじわ蛇のように
思い詰めていくのでしょうか。
久々にドキドキしながらドラマを見ました。
ゾッとしたり、ほほえましい展開にキュンキュンしたり?
旅行の道中の学生ノリに微笑んだり、
深瀬のダメっぷりに自分を重ねてみたり
コーヒーが無性に飲みたくなったり(笑)
金曜10時が楽しみになりました^^
小説版で印象に残った文
教職を目指した動機・・浅見
『生きている親父を尊敬したことなんか一度もなかった。
浅見の父親は、浅見が大学に進学した年の秋に
亡くなった。
葬儀は平日だったにもかかわらず、
葬儀会場に入りきれないほどの弔問客が
訪れたのだという。皆、父親の教え子たちだった。
一人一人が、浅見や母親に、恩師との思い出を
力強く語った。
俺の知らないことのはずなのに、話の中の父親の姿を
全部思い浮かべることができたんだ。
いい人生か悪い人生かなんていうのは、
死んだあとで初めてわかるんじゃないかと俺は思う。
どれだけの人たちに、出会えてよかったと
思ってもらえるかで、この世に生まれてきた意味も
価値も決まるんじゃないかって。
だから俺はたくさんの人たちと関わりたい。
親父のように、本物の教師として、誰かの人生の
一瞬一瞬に全力で寄り添いながら、
俺が生きたっていう証を残したいんだ』
これからドラマでも登場人物が
掘り下げられてくるのでしょうか。
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Posted by 青二才 at 08:54│Comments(0)
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